天然酵母を使ったパン作りに、子供と一緒に挑戦しました。
きっかけは、子供が「探求学舎」のオンライン授業を受けているのですが、
その課題の一つが「天然酵母でパン作り」でした。
パン作り自体ほぼ初めてでしたが、youtubeやインターネットで検索しながら、上手く行った方法をご紹介します。
所用期間は約5日。
知育や自由研究などにも向いていると思いますので、是非お試しください!
天然酵母パン作りの為に準備するもの
道具
・密閉できる瓶 2種類(※500ml、2Lくらいの大きさ)
・ボウル
・ゴムヘラ
・キッチンスケール
酵母用と、パン種を発酵させる為に、2つの瓶を使いました。
酵母用は、余ったものは冷蔵庫で保管する為、小さいサイズ(500ml弱)をおススメします。100円均一でも同様のものが入手できます。
パンの元種を膨らませる用には、梅酒用の保存瓶を使いました。かなり膨らんだ為、2Lくらいの大きさがあると良いと思います。
材料
・レーズン(オイルコーティングされていないもの)…100g
・強力粉…700g
・砂糖 ※てんさい糖使用
・塩
・オリーブオイル
レーズンはノンオイルのものがいいそうです。
初めに、普通のレーズンを使いましたが、カビが生えたので再度レーズンを買い直してチャレンジしました。
砂糖でも可能ですが、砂糖に比べてミネラルやオリゴ糖を含みお腹に優しいと言われる、てんさい糖を使用しました。
何となく、酵母菌が好みそう…
天然酵母の作り方
1⃣使用する瓶や蓋、スプーン等を、熱湯を沸かした鍋で5分煮沸消毒をする。
2⃣お湯を沸かして、冷ましておく。
3⃣瓶の中に、レーズン100gと湯冷まし200gを入れて、蓋をしてよく混ぜる。
4⃣毎日1回、混ぜて蓋を開け外気に触れさせる。
5⃣5日目で発酵しました。※6月下旬で5日です。温度差があるので季節によると思います。
5日目の朝、気泡が浮いていました。蓋を開けると、プシュっと泡立ち2枚目の写真の様になりました。
6⃣発酵後は冷蔵庫で保管する。
天然酵母パンの元種の作り方
1⃣元種用の瓶を熱湯消毒する。
瓶が大きい場合は、熱湯を瓶の内側に入れて何度か洗浄する。
2⃣レーズン酵母液を約100g入れる。
3⃣強力粉100gを入れる。※酵母液と同量。
※粉っぽい場合は、少し酵母液を足して調整する。
4⃣常温で2時間ほど置く。膨らんでいたら、更に強力粉を100gと水100gを足してよく混ぜる。
※膨らみが足りない場合は、酵母液を足す。
5⃣約半日置いて、2倍程度まで膨らんできたら元種の出来上がり。
夜の8時45分に印をつけて、朝起きたらこんなに膨らんでいたよ💦
天然酵母パンの作り方
1⃣パン種130g、強力粉250g、てんさい糖30g、塩小さじ1、オリーブオイル(お好みで)、ぬるま湯120gをボウルに入れて混ぜる。
2⃣捏ねてまるめ、ボウルにラップをかける。
※緩い場合は、強力粉を足し、粉っぽい場合は水を足してください。
3⃣30分~2時間程、一次発酵させる。膨らんで2倍くらいの大きさになればOK。
※膨らまない場合は、お湯を貼ったフライパン等にボウルを置いて湯煎にかける。
4⃣膨らんだら、生地を押してガス抜きをして4等分に分ける。
5⃣成型したら、固く絞ったキッチンタオルを被せて、20分間置いて生地を休ませる。
4⃣二次発酵を行う。オーブンレンジで発酵機能を使い、50分間
5⃣包丁等で、切れ込みを入れて、オーブンで240度で約15分焼く。
出来上がり!
余った天然酵母、パン種の保存方法
1⃣レーズン酵母は、瓶ごと冷蔵庫に入れて、数日に一回は蓋を開けて外気に触れさせて振っています。レーズンを取り除いた状態でも良いそうです。
2⃣パン種は、ジップロックに入れて冷凍庫に入れています。
自然解凍すれば、また使えます。
初めての天然酵母パン作りの感想
子供と一緒に、初めて天然酵母のパン作りをしました。
パン作り自体がほぼ初めてだったので、天然酵母を使って作るのはかなりハードルが高いと思っていましたが、2回目の挑戦で何とか成功しました。
ちなみに1度目は、レーズン酵母4日目でカビが生えて失敗…💦
天然酵母パン作りに挑戦して、良かった事は、
・酵母菌が出来る様子や膨らんでいく様子を親子で観察できた
・酵母菌が生きている事や、他の菌に弱い事等をパン作りを通して実感できた
・パンが出来る仕組みを理解できる
・自分で作ったパンが食べられる
パンを捏ねる時、モチモチして気持ちが良かった💛
お店で買ったパンみたいに美味しかったよ。
パン種は、継ぎ足して使えば半永久的に使えるそうです。他のパンにも挑戦したいです!
尚、残ったパン種を冷凍して何度か作ったところ、初回よりもやや硬くなってしまいましたが、ピザ生地に利用して美味しく食べられました。
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