子連れ歴史旅行、まだまだ続いています。
今回は、飛鳥時代の中心地であった、奈良県の明日香村に行ってきました。
1400年前の飛鳥時代に、日本の中心地だった明日香村。
当時の古墳や遺跡、日本最古の飛鳥寺等見どころも沢山ありました。
尚、自家用車で回っていますのでご参考まで。
蘇我馬子の墓!?中に入れる石舞台古墳
通常の古墳は、土で盛っていますが、石室が剥き出しになっている珍しい古墳です。30個の石を使ってできているそう。
しかも、石室の中に入る事ができます。横幅が7m高さは4mもあるのだとか。
子供も、中に大喜びで入っていきました。中に入れる古墳はなかなかないと思うので、おススメです。
外から眺めると、この様な感じです。
奈良県立万葉文化館は子供も楽しめて無料!
子連れで明日香村に行く方には、特におススメします!
無料の施設とは思えないほど、充実しています。ただ資料を展示しているだけでなく、アニメーションや人形で表現していたり、動きながら見て回れるところが良かったです。
普段なら数分で飽きてしまいそうな子供達も、自分から色々と回って試していました。
飛鳥時代は、市で若い男女が歌を詠み合って、お互いの結婚相手を探していたそうです。
皇子と大臣の息子が女性を巡って歌で争うアニメもありました。
万葉文化館は、飛鳥池工房遺跡の跡地でもあるそうです。富本銭が発見された場所や、作り方も見る事ができます。
和歌をラップ風にうたったり、フォークソング風にうたったりするコーナーも、子供の食いつきが良かったです。
昔の芸能人と説明書きがありましたが、怖い…💦
万葉文化館の併設レストラン「カリオン」は子連れにもおススメ!
文化館で一巡りした後に、併設レストラン「カリオン」に行きました。
地元の明日香野菜をふんだんに使った、見た目にも美しいカレーや、タコライス。
スペシャルカレーには、ブドウも付いていました。明日香村内にブドウ畑も見かけたので、きっと現地で採れたブドウなんでしょう。美味しかったです!
子供達は、子供用のハヤシライスと、もちグラタンを注文。子供用のメニューがあるのもありがたいです。
他にも明日香村にちなんだ「タピオカ古墳ミルクティ」や「キトラ古墳四神ソーダフロート」等があり、充実したメニューでした。
お店から紅葉の色づいた庭園も眺める事ができて、ロケーションもとっても良かったです。
正直なところ、公共の博物館併設のお店なので全く期待していませんでしたが、嬉しい誤算でした。
日本最古の飛鳥寺と蘇我入鹿の首塚
蘇我馬子が建立した、日本最古のお寺である飛鳥寺へ行きました。飛鳥大仏も拝めます。
日本の仏教の始まりの地ですね。
飛鳥大仏は、右と左で怒っている顔と、穏やかな顔と両面を持っているそうです。
また、鼻が高く彫が深い顔立ちをしています。お顔は正面ではなく斜めの方角を向いていますが、その方向は聖徳太子が産まれた橘寺を向いているとか。
お寺の裏側に回ると、蘇我馬子の孫にあたる蘇我入鹿の首塚があります。
大化の改新の始まりに、中大兄皇子と藤原鎌足にうたれた蘇我入鹿の首が飛んできた為、供養の為に建てられたそうです。
飛鳥寺の前のお土産屋さんで「飛鳥の蘇」という古代の乳製品が販売されていましたが、その日は売切れていました。試食だけさせていただいたのですが、美味しかったです。
高松塚古墳と壁画
石室に描かれた壁画が有名な高松塚古墳、歴史の教科書にも載っているので、見ておこうと思い立ち寄りました。
古墳の横の高松塚壁画館(有料)で復元された壁画を見る事ができました。
また、そこから少し足を延ばすと文武天皇陵もありました。
「ねこねこ日本史」で出てきた、持統天皇の孫だね。とにわか知識を話しながら、巡りました。
明日香村隣接公園のアスレチック
キトラ古墳に向かう途中にある、明日香村隣接公園に立ち寄りました。
子供達の目的は、主にココ💦
斜面に設置された遊具で、満足するまで遊びました。
駐車場を挟んだところに、昔の暮らしを彷彿させる藁葺きで土壁の家とかかし(?)が飾ってあります。
この後、キトラ古墳にも行きたかったのですが、子供の体力が限界に近づいていたので、本日の日帰り旅行は終了となりました。
明日香村に行く前にダウンロードしたい「なら飛鳥京歴史ぶらり」アプリ
スマートフォンにダウンロードできる無料アプリ「なら飛鳥京歴史ぶらり」をダウンロードしていきました。
飛鳥京は広いので、アプリをダウンロードしてから行くと、見どころや現在地情報が掴めて良いです。
昔の地図と現在地を比較したり、名所ごとに、解説を聞いたりする事もできて、おススメです。
明日香村旅行に行く前に読んでおきたい歴史漫画
子供達と明日香村に行く前に読んでいた本です。
「ねこねこ日本史ジュニア1巻」に、聖徳太子と蘇我馬子が出てきます。2巻に持統天皇と天武天皇も。
明日香村内に天武天皇・持統天皇陵もあるので、1~2巻は読んでいると良いかと思います!
こちらも持参して行きました。ざっと飛鳥時代をおさらいできるので、大人にもおススメです。
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