『小学館の図鑑NEO 科学の実験』を購入してから、おうち実験にはまっている娘と一緒に、卵の殻を酢で溶かす実験をしました。
酢は酸性の液体で、いろいろな物を溶かすはたらきがあります。
酢に溶けるものの一つに、卵の殻があります。そこで、本当に卵の殻が酢で溶けるのか、酢につけておくとどうなるのかを子供と一緒に実験しました。
用意するもの
- 卵
- 酢
- 透明なプラスチックコップ
- ラップ
- 輪ゴム
今回、急に実験したくなったので、家にある純米酢と赤卵を使いました。
プラスチックコップの代わりに、透明のガラスのコップを使いました。
実験方法
- コップに卵を入れて、卵が沈むくらいの量の酢を注ぐ
- コップにラップをかけて、輪ゴムでふたをします。冷暗所で3日ほど、酢にすけたままにしておくと、からがとけます。
実験の経過
①酢にいれると、すぐにからの表面から二酸化炭素の泡がでてきます。
酢とからに含まれる炭酸カルシウムが反応して、二酸化炭素が出ます。
数時間後に、赤卵の茶色い部分が溶けて剥がれてきました。
茶色の皮が浮いていたので、すくってみたら、ねっとりしていました。
②3日間、置いておいた卵は、少し膨らんでいました。
泡の量は、初めより少なくなっていました。
酢につけていない卵と比べると…色も大きさも違います。
触った感触は、ゴムまりの様でした。
割ってみると、普通の卵より水分が多く、水分は酢の味がしました。
卵の黄身は、固くなって半熟卵の様になっていました。
実験結果と感想
卵の殻が二酸化炭素を出しながら溶けていく様子が見れて、なかなか面白かったです。
溶けた後の卵が膨張していて、感触も全然違うので、子供も理解しやすい実験だと思います。
白い卵を使うと、卵の殻が溶けて半透明になり、中の黄身等の様子を見る事が出来るそうですが、今回は赤卵を使ったため、半透明にはなりませんでした。
その代わり、赤卵の色の部分が剥がれていく様子が観察できました。
色々な卵や酢で試してみると面白いかもしれません!
酢卵の食べ方
『小学館の図鑑NEO 科学の実験』によると、できた卵はたべないでくださいと注意書きがありますが、
『酢卵』は健康食品として、動脈硬化研究の世界的権威、板倉弘重先生がフジテレビの『バイキング』でもご紹介されていた…と言う事で、食べてみました。
そのまま飲むと、酢の味が強いので、オリーブオイルと塩こしょうを混ぜて、ドレッシングにしました。
最近、子供達が良く食べてくれるパンサラダにかけたところ…
だれも酢卵とは気づかずに完食!
その後、誰も体調を壊していないので、我が家ではセーフでした。
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