空間認識能力は、数学はもちろん、建築学や天文学や化学、地理学等様々な分野で活躍する為に必要になってくる能力です。
空間認識能力とは、3次元空間上において、物体の位置や形状・方向・大きさなどの状態や位置関係を素早く正確に認識する能力のことを指す。この能力によって普段生活する中で、目の前にないものでも頭の中で想像し、視覚的なイメージを形成することができる。
しかし、近年では、平面的な遊びが子どもたちの中で中心的なものとなり、立体的な遊び(積み木、あやとり、知恵の輪、プラモデル制作など)を行うことが少なくなってきており、空間図形に対する学びが少なくなってきている。
秦野 真衣 2012から抜粋
更には、ある塾講師をされていた方にお聞きしたところ、「女子生徒の方が男子生徒よりも空間認識能力が低い子が多い」そうで、小学校で習い始めるより前の幼児期のうちに、遊びながら体得してくれたらと思っています。
我が家では、いくつか空間認識能力を高めることができるおもちゃやゲームを試してきました。その中で、子供が気に入ってよく遊ぶものをご紹介します。
マグフォーマー【MAGFORMERS】 ボーネルンド
対象年齢:3歳から ←うちでは1歳から💦
マグフォーマーは、磁石でできた四角や三角、多面体等の様々なパーツを組み合わせて、平面や立体の構造をつくることができるおもちゃです。
「図形や角度」の概念を遊びながら学ぶことができますし、お人形遊び等と組み合わせて遊ぶこともできます。
長女が1歳の時に62ピース入りのベーシックセット購入し、あまりにもよく遊んでくれるので、拡張セットも追加購入しました。
マグフォーマーのおかげか分かりませんが、展開図のクイズは割と得意です。
値段はお高いですが、他の積み木やブロックに比べて長く遊んでいるので、買って良かったです。
THINK!THINK! シンクシンク 思考力が育つ教育アプリ
シンクシンクは、算数オリンピックの問題を作っていらっしゃる㈱花まるラボ が開発した、算数の思考力を育成するために作られたアプリです。
空間認識力だけでなく、平面認識、論理、試行錯誤、数的処理能力も育つことを目的としています。
コースは
・フリーコース 無料 1日1問、1ユーザー
・スタンダードコース 月額300円、 1日3問 、3ユーザー
・プレミアムコース 月額980円、1日3問、6ユーザー
詳しくは、Hanamaru labのHPへ
我が家はフリーコースなのですが、以前は3ユーザー、1日3回までフリーだったので、ママ、長女、次女が登録しています。
年齢ごとの順位が表示されたり、どんどん新しい問題やステージが追加されたりすることで、子供達が自発的にやりたい!と思わせる仕掛けが満載です。
1問3分で終わるので、有料コースでも10分程度で終わります。
親目線でも考えてくれているアプリで、本当に良いアプリだと思います。
ThinkThinkを作ったワンダーラボが、2020年から家庭学習キットWonderBoxを作ったそうです。
こちらも、めちゃめちゃ気になります…
レゴブロック
対象年齢: レゴデュプロ は2歳~、基本セットは3歳~
定番であり、世界共通で遊べるレゴブロック。我が家では、長女があまりおもちゃを口に入れなかったので、1歳からレゴデュプロで遊ばせていました。
今は、女の子用のシリーズもあって、男女共に楽しめます。
また、東京大学、大阪大学、灘高校等、多くの有名校にレゴ部やレゴサークルがあるそうです。思考力を鍛えてくれるのに、期待できそうですね。全国のレゴ部情報
我が家で使っていたレゴブロックシリーズです。
これ以外にも、おさがりで頂いたものも追加しています。
LaQ
対象年齢:5歳~
四角と三角の2種類の基本パーツと、5種類のジョイントパーツで構成されるブロック、LaQ。
この基本パーツだけでも、平面と立体どちらも作る事ができますが、
「ハマクロンパーツ」と呼ばれる、車輪パーツを組み合わせる事によって、
「ガチャガチャマシーン」や、
「クレーンゲーム」、
「シュートゲーム」等
動きのあるものも多く作れます!
昔からあるおもちゃを、作りながら構造も学べるので、とってもおススメです!
出来上がった作品で遊ぶのも楽しいですよ。
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